院長のひとりごと

ブログを始めたころは青年(?)気づけば中年歯科医師…。 仕事、趣味、グルメ、何でもありのブログです。

予防

めざせ!歯みがき名人

歯科医師会から送られて来た物の中に面白い物を発見
歯みがき名人めざして頑張ってください
むし歯菌は生活習慣の乱れが大好きです
規則正しい食生活とお口の掃除を丁寧にしてください

仕上げ磨きのお供に♪

第二乳臼歯が生えるとお口の奥まで歯磨かなくてはいけなくなります
奥歯が見にくくて仕上げ磨きしにくい~と言った経験はありませんか
そんな時に奥歯をしっかり見ることができます
頬っぺた引っ張って嫌がられることが減りました
奥歯の噛む面や歯と歯の間の糸ようじ通した後の確認が楽ですよ~

すてきな人のお口のなか その5

その4のつづきです マウスウォッシング
殺菌性のある洗口剤(マウスウォッシュ)が効果的

マウスウォッシュは、歯磨き用と歯磨き後用の2種類があり、その使用方法が異なります。殺菌性のものは口臭予防になるだけでなく、虫歯や歯周病の原因菌を殺菌します。ブラッシングだけではプラークは落ちないため、歯磨き後には毎回、マウスウォッシュを使うのが理想的。洗口剤は殺菌性のあるものを選びましょう。

フロッシング
デンタルフロス(糸ようじ)の使い方

歯と歯の周りにフロスを、歯肉を傷めないようにやさしく前後に動かしながら挿入します。穂の側面をこすりながら前後左右に2~3回動かします。



プラークコントロールを十分に行ってお口の中で大暴れしているムシ歯菌、歯周病菌を少なくしていきましょう
それとキシリトールの摂取の継続が効果的ですよ
お口のトラブルの原因は細菌です
頑張って細菌との戦いに勝ちましょう

すてきな人のお口のなか その4

その3のつづきです
奥歯の裏側
口を大きく開け、歯ブラシの毛先をおくばにの裏側にあて、軽く上下に小刻みに振動させ、1本ずつ磨いていきます。 

噛み合わせ部 歯ブラシを水平にあて、力を入れずに前歯は左右、奥歯は前後に小刻みに動かします。 




歯の間を磨くとき(歯間ブラシ)


歯の間を磨くには若い人はデンタルフロスを使用し、加齢とともに歯間ブラシを使いましょう。歯間ブラシは歯肉を傷つけないように、歯とはの間に差し込み、前後に2~3回動かして汚れをとります。ブラッシングのあとに行いましょう。


狭いお口の中に複雑な形をした歯が生えています
この歯がきれいに並んでいても難しいのですから少しでも歯並びが乱れればさらに難しくなります
1本1本丁寧に磨きましょう

つづく

すてきな人のお口のなか その3

その2のつづきです
プラークコントロールで
お口さわやか


お口のトラブルである歯周病は、ほとんどがプラークコントロール(お口の中の悪玉の細菌抑制)の不十分さが原因です。しかし、歯ブラシで磨いただけではすべてのプラークは落ちません。歯ブラシ以外のサポート・グッズが必須です。 

ブラッシング
《歯垢ゼロの磨き方》
歯の表面を磨くとき
前歯の裏側
歯ブラシを立てて歯の裏側のくぼみに先端部の毛をあてて、軽く上下に小刻みに動かします。

歯と歯ぐきの境目 歯ブラシの毛先を45度の角度にあて、軽い力で小刻みに動かします。






つづく

すてきな人のお口のなか その2

その1のつづきです
現在のケアから
未来の歯の数がわかる

下のグラフの赤色の線は、年齢別の歯の数の平均を表したものです。
29本あった歯も80歳になると13本になります。しかし、しっかりと手入れをすれば、青色の線のように、80歳になっても20本以上の歯を保つことができます。あなたも今日から「8020運動に参加しませんか?

この表は現在のものではなく未来の予想値です実際は6.1本(平成11年歯科疾患実態調査)です

もし一生に一足しか靴が無かったとしたらどんな風にその靴を履きますか

お口のなかにある歯は買い替えがきかない大切なものです
歯医者で治療しないですむのが一番ですよ
そのために大切にお手入れをしましょう

つづく

すてきな人のお口のなか その1

歯科医師会から『すてきな人のお口のなか』と言う冊子が届きましたのでご紹介します

あなたの歯、白く輝いていますか?
口臭は大丈夫ですか?
お口のなかって、けっこうきになるものですよね。
例えばタバコとの関係。
口臭のもとになることはみなさんご存知ですが、
歯周病の大きな原因にもなるのです。
将来のことを考えれば、
ぜひ、正しい知識を身につけておきたいもの。 あなたのお口のなかは、きちんとケアできていますか?


『8020運動』を知っていますか?
「80歳になっても20本以上自分の歯を残そう」というスローガンのもと、厚生労働省と日本歯科医師が始めた運動で、すべての人が生涯、自分の歯で豊かな食生活を楽しむことを目標にしています。
しかし、実際には、60歳の時点で残っている歯は17.8本(厚生労働省「歯科疾患実態調査」)しかありません。

『8020運動』に参加しましょう
(ハチマルニイマル)

どうですか
将来、歯が無くなって食事が食べにくいなんて想像できませんよね
でも80歳まで自分の歯で食事することってすごく難しいことなんです
今からのお口のお手入れがとても大切なんです

つづく

キシリトールタブレット

キシリトールタブレット タブレットはガムがまだ噛めないお子さんにおすすめです
キシリトールには、むし歯菌を弱らせて歯を強くする効果があります
むし歯菌は糖をもとにして歯垢をつくり、歯を溶かす酸を出します
キシリトールは、歯垢や酸をつくる材料にはなりません
むしろ、むし歯菌がキシリトールを食べてもエネルギーを作り出すことができないので弱ってきて感染しにくくなります
食後、歯みがきの前。このタイミングで食べるといいですよ
キシリトールは使い続けることが大切です
むし歯予防が難しい子供たちには早い時期からキシリトールを摂取することがおすすめです
うちの子は8ヶ月くらいからタブレットUをあげています
子供の自由にさせず、親が時間と個数はしっかりと管理しましょう
『今日は何味にする』『う~んグレープ
なんて言いながら一粒キシリトールをあげるって感じが良いのではないでしょうか
ご家庭で工夫されると良いでしょう、頑張ってむし歯予防しましょうネ

歯みがき剤

みなさんはどんな歯磨き剤を使ってますか
薬店の歯磨きコーナーへ行ってきました
あんなにたくさんあったら何を買おうか迷いますよね
全部買ってくるわけには行かないので一部、買ってきました
大人用、子供用たくさんのメーカーの物が揃っていました
子供用には色々な味付きの物がありますね
歯磨き嫌いにならないように工夫してるのでしょう
大きく分けると フッ素+キシリトール配合の虫歯予防か殺菌成分や歯ぐきの炎症を抑える薬の入った歯周病予防に分かれています
ただ歯磨き剤の効果を過信してはいけません
ブラッシングできれいに汚れを取り除くことが一番大切です
あくまで歯磨き剤は補助として考えて下さいね
歯磨き剤の付けすぎで汚れが取れていないのに爽やかな気分になってブラッシング時間が少なくならないように注意して下さい

かかりつけの歯科医院で歯ブラシの練習をすることやどれくらい磨き残しがあるのかチェックを受けると良いですよ

赤ちゃんのためにできること! その2

もう一つ有効なのが、食後にキシリトールをとりいれることです
キシリトールには、ミュータンス菌を弱らせて歯をじょうぶにする効果があります。ミュータンス菌はお砂糖をもとにしてプラークをつくり、歯を溶かす酸を出します。
でもキシリトールは、プラークや酸をつくる材料にはなりません。むしろキシリトールを食べてもエネルギーを作り出すことができないので、ミュータンス菌は弱ってきて赤ちゃんに感染しにくくなるんです。
食後、歯みがきの前。このタイミングで食べるといいですよ。

おうちでのケアと医院でのケア。両方うけてガッチリガード
まとめると、赤ちゃんのお口を守るために大切なのは、お家での心がけと、かかりつけの医院を上手に利用することです。
医院では、自分にあった歯みがきの仕方や、むし歯になりにくい食生活の工夫、お口のクリーニングを行ってくれます。
お家では丁寧な歯みがき、規則正しい食生活、フッ化物の利用、キシリトールをとりいれるなどしましょう。

最後に 早いうちにミュータンス菌の感染を防いでおけば、その後むし歯になる確率はグーンと低くなります。また、もしうつっても、がっかりしないでください。お手入れ次第で、むし歯の発生を抑えることができます。あまり神経質にならず、赤ちゃんとの関係を大切にしながら楽しく取り組んでいきましょうね。



どうでした分かりやすかったですか
お口のお手入れを欠かさないようにしましょう
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