院長のひとりごと

ブログを始めたころは青年(?)気づけば中年歯科医師…。 仕事、趣味、グルメ、何でもありのブログです。

2005年10月

キシリトールってなぁにっ?最終回

キシリトールは安全
FAO(国際食料農業機関)/WHO(世界保険機関)の合同規格委員会より 『1日の許容摂取量を規定せず』という最も安全性の高い食品カテゴリーとして評価されています
小さいお子さん、妊婦さんはもちろんどなたが食べても大丈夫です
しかも糖尿病の方もインシュリンに関係なく代謝されるので安心して食べることができます
糖分をあまり摂取することができない糖尿病患者さんのエネルギー補給のために医療用としてずっと昔から使用されています

どういう風に食べたら効果的っ
キシリトールが50%以上含まれているガム、タブレットが効果があります。
中にはキシリトールと砂糖が入っているものがあるので要注意
毎食後、キシリトールガムを5分間位噛むのが良いでしょう
歯に良いからと思ってキシリトールガム1つを1時間も噛む方がいらっしゃいますが効果が半減してしまうので長時間噛むのはやめましょう
毎日摂取する事を習慣付けて3ヶ月以上継続することでムシ歯になりにくいお口へ変化していきます頑張りましょう

キシリトールってなぁにっ?その2

キシリトールってどうして歯に良いのっ
むし菌はお口に入ってくる糖分をエサにしています。
ムシ歯菌がそのエサを食べ、酸を出して歯を溶かしていきますこれがムシ歯です

砂糖だと思ってムシ歯菌がキシリトールを間違って食べます
ムシ歯菌はキシリトールを食べても栄養になりません
長期間キシリトールを食べた菌は酸を出しにくい性質になっていきます
ガムを噛むことで唾液が良く出て歯の再石灰化も促進します

この4つの輪っかが重なったところがムシ歯になります
キシリトールを長期間摂取することと糖分摂取量を減らすことで、ばい菌糖分の輪っかが小さくなります
そうするとムシ歯になりにくいお口になります


つづく

キシリトールってなあにっ?その1

スーパーやコンビニなどでよく目にするキシリトールって何でしょう
日本人の9割の人がキシリトールという名前を知っていて、8割の人が歯に良いって事を知っているそうです

キシリトールは何から作るのでしょう
白樺や樫などの樹木を使ってできた、虫歯の原因になる酸をつくらない天然素材の甘味料です
他にもキシリトールは野菜や果実にも含有されています。

いちご100g中362mg、 ほうれん草100g中107mgのキシリトールが含まれています
しかし、これらの食物を摂取したからといって虫歯の予防にはなりません


つづく

スタッフの集い

広島県県民文化センターふくやまを会場六次会『デンタルスタッフの集い』が開催されました
「デンタルスタッフの集い」とは歯科医院に勤務している歯科衛生士等のスタッフが主役の研修の場です (歯科医師がサポートします。)
9歯科医院39名のスタッフが参加し、色々な意見交換や発表を行いました

午前中は自己紹介と5つのグループに分かれワークショップ(KJ法)「8020を達成するにはどうすれば良いか」 「診療室での禁煙指導をできるだけ効果あるものにするには」等を課題にして問題点の抽出と対応についてグループになって討論しました
その後グループでまとめたものを発表し他のグループと意見交換を行いました。

午後は前もって各医院で長い時間をかけて準備しきたスライドをパソコンとプロジェクターを使い発表を行いました。
当院の歯科衛生士も初めての発表をしました
発表の時間は10分間しかしそ準備にかかる時間は何十倍もかかります
そしてその時間の分だけ勉強になります
今日集まった皆さんは、たくさんの刺激を受けて明日の臨床に生かすでしょう

現在の歯科治療の成否の鍵を握るのは彼女達の力が必要不可欠なんです

秋祭り その2

お祭りの2日目は朝9時からみこしをかついで町内を練り歩きます
みこしといっても子供みこしです。
子供がかつぐのではなく大人がかついで子供がみこしの前の紐をひぱって歩きます
天気は秋晴れ
爽やかな風が吹く中みこしをかついでいるオヤジ達だけが汗を流していました
(暑苦しいオヤジ達)








みこしのメインディッシュは最後の心臓破りの階段です
神社の境内まで一気に駆け上がります
境内にたどり着いた時には酸欠でフラフラです
これで秋祭りの大仕事はおしまいです



また、来年~





秋祭り その1

15・16日は家の近所の神社(亀崎神社)でお祭りです
この神社には神楽殿があり神楽を観ることができます
この地域にいる児童が一生懸命練習して祭りに来た人達へ披露していました




亀崎神社名物の吹火
明日は神輿ををかつがなくてはなりません・・・

この老体が耐えられるのでしょうか


今日は100回記念です





秋桜

秋の風物詩第三弾 より団子で攻めてきましたが今回は花でいってみましょう
秋の花と言ったら皆さんは何が思い浮かびますか
私は秋桜(コスモス)ですね

庭先に自然に生えている秋桜です


これも多分秋桜です
植えたわけでなく雑草のように生えて勝手に花をつけたので絶対コスモスだと言う自信はありません・・・

銀杏

秋の風物詩第二弾 これは何か分かりますか~ もう収穫期も終わりになってきました 臭いもきついし、触ったらかぶれる人もいるので要注意 こんな葉っぱの形をした木になります もうお分かりですね 銀杏です 銀杏の実は焼いても、揚げても良し、茶碗蒸しにも入れますね
銀杏も秋の味覚しかし私は少々苦手です

『いちょう』はパソコンで変換すると『銀杏』が出てきます。
どう考えても『銀杏』を『いちょう』と読むことはできませんよね
本当は『公孫樹』と書くそうですがこれまた読めません
いちょうには雄木,雌木があり雌木に実がなります
並木には雄木を植えて銀杏で道路が汚れないようにしているそうです。
黄色に染まったいちょう並木は綺麗ですが、落ち葉拾いが大変です

連休 その2

美味しい朝食を食べてチェックアウト
宿のすぐそばにある現代玩具博物館・オルゴール夢館
へGO
世界各国の珍しいおもちゃに私も息子も釘付け
アンティークのオルゴールの音色と精密さにも大感動
何でも鑑定団にも出てくるような100年以上前のオルゴールを生で聴くことができました
私が息子より真剣に遊んでしまった木のおもちゃ『KAPLA(カプラ)』
長さ11.7cm×幅2.4cm×厚さ0.8cmの木の板なのですが想像力で色々な形を作ることができて、つい夢中になったしまいました
息子はもっぱら人が作った物を破壊するのみ・・・
きっと大ブレイクするおもちゃだと思います この展示物は私の背より高いんですよ

連休 その1

この連休を利用して1泊2日で家族旅行に行ってきました
連休と言っても日、月の2連休(土は仕事)
自家用車で岡山県美作市へ
広島のお隣の岡山県と言っても兵庫県境
久々の遠距離ドライブヘトヘトです
選んだ宿は『田舎の日曜日
ここまでたどり着くのに迷いながら、やっとの思いで到着

この宿はからくりオルゴール作家として有名な西田明夫氏がオーナーと言うだけあって随所にからくりの玩具が飾ってあります
ここは、テレビもクーラーも無く私の携帯は圏外
現実から離れられるとても心休まるお宿です
お料理も美味しいですよ
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