院長のひとりごと

ブログを始めたころは青年(?)気づけば中年歯科医師…。 仕事、趣味、グルメ、何でもありのブログです。

歯周病

歯周病が与える全身への影響

歯周病と全身の病気には密接な関係があると言われています
�@心臓病
(歯周病菌の毒素に反応してできた炎症物質で血管の壁が厚くなりつまりやすくなります)

�A肺炎
(お口の中の細菌を誤嚥して肺炎を起こします。)

�B早産、低体重児出産
(早産の可能性が7.5倍も高まるという報告もあります)
歯周病は誰でもかかる可能性のある病気です
健康のためにお口のケアを心がけましょう

歯周病と喫煙

喫煙が歯周病を悪化させる原因になってるってご存じですか
タバコの中にはたくさんの有害物質が含まれています その中でも、ニコチンタールは歯周病と密接な関係があります
歯の表面の着色、末梢血管が収縮して酸素と栄養が減り歯ぐきの治ろうとする力を下げてしまいます
『歯にヤニがつくだけとか 『ヤニが付けば歯医者へ行ってヤニを取ってもらえば良いよ~
などと思っている方がいると思います。
しかし、歯周病に関してだけでもこれだけ悪い影響があるんですよ

歯周病って何っ?? その2

その1のつづきです軽度歯周炎 歯肉の炎症が進み歯周ポケットが深くなります歯肉の色は赤黒く、腫れて痛むこともあります 重度歯周炎 歯周ポケットがさらに深くなり歯の土台となっている歯槽骨が溶け歯がグラグラします歯肉から膿が出ることがあります

こんなことにならないように予防に心がけましょう

歯周病って何っ?? その1

歯周病は、歯肉(歯グキ)や歯槽骨などの歯を支える組織に起きる進行性の病気です成人の8割が歯周病です 初期の歯肉炎を含めると、30歳前後で79%、40歳前後で84%、50歳前後では88%が歯周病にかかっています 健康な状態 歯肉炎 歯垢(プラーク)のたまった歯肉が炎症を起こし、赤く腫れます。 歯ミガキなどのわずかな刺激で出血し口臭の原因にもなります
歯垢は放っておくと歯石になってしまい歯ミガキでは取れなくなってしまいます
つづく
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