院長のひとりごと

ブログを始めたころは青年(?)気づけば中年歯科医師…。 仕事、趣味、グルメ、何でもありのブログです。

2005年05月

風太君のおじいさん

只今、時の人レッサーパンダ風太君のおじいさん『ロンロン』が、広島市安佐動物公園で人気者になっています
ロンロンも孫に負けじと、立ち姿を見せて子供たちだけではなく大人のハートも射止めています




今日は天候が良かったのもあり、ロンロンの立っている姿を見ようとたくさんの家族連れでにぎわっていました
ロンロンのランチタイムに立っている姿が見られると言うこともあり、直前には黒山の人だかりができていました
写真ではずーっと立っているように見えますが、実は一瞬の出来事です
最近つかまり立ちを始めた我が子のようです

初参式

今日は近所のお寺で降誕会(ゴウタンエ)と言う行事がありました。
降誕会とは浄土真宗の親鸞聖人の誕生日をお祝いする日です
この行事の中の初参式に妻、息子と3人で出席してきました。
初参式とは、赤ちゃんが生まれて、初めてお寺にお参りする儀式です。
ま~『お宮参り』のお寺版のような感じです。
ご住職のお話しを聞かず後ろを向いてカメラ目線の息子です
たくさんの赤ちゃんが集合しているので、あっちで泣き声こっちで泣き声
普段、お寺の本堂で聞くことの無い赤ちゃんの合唱が、響いていました

カリエスリスク

今日は映画『男たちの大和』の撮影現場に程近い尾道市の歯科医院にてカリエスリスク(むし歯になりやすさ)検査キットの製品説明の講習を受けました

巨大セットの戦艦大和







7医院9名の歯科衛生士がこの製品を実際に使い、使用方法の確認をしました

講習風景







当院で使用していた従来の製品に比べ、ツバを採取しにくい乳幼児のカリエスリスクの判定の信頼性が高まりました

これで、手探り的な予防治療を数字で確認していくことができるようになりました

こどものむし歯予防 最終回

6歳~12歳のむし歯予防
永久歯が完全にそろう12歳前後も、むし歯菌に感染しやすい時期です
こどものむし歯予防 その1で述べたように3回ある、むし歯菌が侵入しやすい時期の3回目です この時期にむし歯菌から歯を守ることができれば、大人になってからもずっときれいな歯でいられる可能性がグンとアップすることになります

対策
基本的なケアの方法は、3~6歳と同じです。1日2回、フッ素入りの歯磨き剤をつけ<て歯磨きをします(お昼は学校で歯磨きできるなら1日3回になります)
それと必要に応じて歯科医院で予防処置を受けましょう
磨き残しをチェックして歯ブラシの苦手な場所を見つけ、汚れをとれるように練習しましょう

小学校に通うようになると、親の目が届きにくくなります。
隠れて甘いものを食べているかもしれません。(そんな記憶が・・・。)
隠れて甘いものを食べたことを頭からダメって否定するのは逆効果になりかねません。ですから、普段から『食べたら磨くを習慣づけましょう

こどものむし歯予防 その4

3歳~6歳のむし歯予防
3~6歳といえば、自分で色々できるようになり、何でもやってみたがる時期です
歯磨きだって『自分でできると自己主張したりします。
しかし、きちんと磨けているとは限りません。お子さんの『自分でできる』と言う意欲はほめてあげた上で必ず仕上げ磨きをしてあげてください

対策
どの年齢でも、むし歯予防の基本は歯磨きです。
むし歯菌に感染していなくても、1日2回、フッ素入りの歯磨き剤をつけてブラッシングしてください
歯科医院でむし歯にかかりやすいリスクを調べることができます
そのリスクに応じて予防処置をしてもらうと良いでしょう
歯垢染色液で汚れを染めたあと歯の汚れを丁寧に取っていきます
その後、フッ素を塗布して歯を強くしていきます

この時期では、ガムも噛めるようになっていますので1日3回キシリトールガムを噛む習慣をつけましょう
ガムが噛めないお子さんはキシリトールのタブレットをなめましょう
つづく

こどものむしば予防 その3

1.5歳~3歳のむし歯予防
乳歯の奥歯が生えそろう、この時期はこどものむし歯予防 その1で述べたように、お子さんのお口の中へむし歯菌が侵入しやすい時期です
この時期にむし歯菌の侵入を防ぐことが出来たら、むし歯から生涯に渡って防ぐことができる可能性がでてきます
むし歯予防にとって、とても大切な時期です

対策
甘い飲食物を食べる機会が増えてきますが、なるべく食べる量を減らしましょう(甘いお菓子、ジュース類はまだ知らない方がよいのですが・・・)
1日1回(できれば寝る前)は歯ブラシをしましょう(とにかく習慣化) それと、こどもが自分で磨こうという意欲を大切にしてあげましょう
2.5歳頃からの仕上げ磨きは歯と歯の隙間の汚れをとるために糸ようじも必要になってくる時期です。
規則正しい食習慣を身につけましょう
ダラダラ食べることはむし歯の原因になります
キシリトールの摂取の習慣づけとフッ素塗布でむし歯になりにくいお口をつくっていきましょう つづく

こどものむし歯予防 その2

0~1.5歳のむし歯予防
むし歯菌は、歯が生えていない赤ちゃんのお口の中にはいません。
しかし、むし歯菌は歯が生えはじめると、ツバなどを介して赤ちゃんにうつってしまいます
と言うことで、赤ちゃんに歯が生えてくる前に、周りの人(お母さん、お父さんなど)がむし歯予防をして、なるべく感染させないような環境を作ること大切です
つまり周りの人のお口の中のむし歯菌の数を減らすことが赤ちゃんのむし歯予防につながります

対策
周りの人はかかりつけの歯医者さんでむし歯のチェックと歯ブラシの練習をしましょう
フッ素、キシリトール入り歯磨き剤、キシリトール製品(ガム、タブレット)の摂取なども効果的です

赤ちゃんは歯が生えはじめたら仕上げ磨きをしてあげなくてはいけません
スタート地点から『歯磨き嫌い』にしないように注意しましょう
赤ちゃんのときから親が体、顔、口などを触ってスキンシップをするようにしていると『歯磨き嫌い』になりにくくなります
それと『歯磨きするぞっって鼻息荒くいきなり歯ブラシを口に入れられたら、誰でも、怖いし痛いから歯磨きが嫌いになってしまいます
仕上げ磨きをする前に深呼吸して赤ちゃんとスキンシップをして2人ともリラックスしてから仕上げ磨きをしてあげましょう つづく

こどものむし歯予防 その1

日本でも、むし歯の予防は進んできました
今の12歳のこどものむし歯の平均本数は2.4本です。
しかし、中学生の85%の生徒にむし歯経験があるという状況は、以前とさほど変わっていません・・・
就学前のお子さんだと、むし歯になったことのないこどもの割合も徐々に増えています
お母さんのむし歯予防の意識向上のたまものだと思います

最近の研究で、むし歯菌(ミュータンス菌)に感染しやすい時期が3度あることが分かりました

1.5歳~3歳
乳歯の奥歯が生えそろう時期
5.5歳~7歳
6歳臼歯が生える時期
11.5歳~13歳
永久歯が生えそろう時期

この時期にむし歯菌の侵入を防ぐことができれば、むし歯になりにくいお口がつくれるのです

つづく

学校検診

この季節恒例の学校検診に行ってきました
『ヤンキー母校に帰る』ではないですが『院長、母校に帰りました学校検診で母校に行くことができるのは、めったに無い事ですまず母校の近くで開院していないと、そういうチャンスはありません自慢で大好きだった母校に検診に行くのをとても楽しみにしていました
しかし今日は、ちょっとうるさくて悲しい思いをしました・・・
やはり他の先生(歯医者)から『お前の学校、良い学校だねなんて言って頂きたかってのですが、そんな言葉もかけられることも無く母校をあとにしました
学校検診で高等学校へ行くと、必ず気になることがあります。
なんとなく先生が生徒に気を使っていると言う雰囲気があります。
私たちの頃もそうだったのでしょうか

来年は良い検診が出来たら良いなー頑張りましょう

サンフレッチェ惜敗

サンフレッチェ広島VS横浜Fマリノスの試合を観に行きました
広島ビッグアーチでの試合にしては、けっこうスタンドが埋まっていました
いつもはガラガラって事が多いので、好調なサンフレッチェを応援しようって人が多かったのではないでしょうか
結果は残念ながら1-0でサンフレッチェが負けてしまいました
サンフレッチェ応援団の中に元サンフレッチェの選手で広島テレビ『進め!スポーツ元気丸』でおなじみの吉田安孝さんを発見
ローカルネタですみません
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