もう一つ有効なのが、食後にキシリトールをとりいれることです
キシリトールには、ミュータンス菌を弱らせて歯をじょうぶにする効果があります。ミュータンス菌はお砂糖をもとにしてプラークをつくり、歯を溶かす酸を出します。
でもキシリトールは、プラークや酸をつくる材料にはなりません。むしろキシリトールを食べてもエネルギーを作り出すことができないので、ミュータンス菌は弱ってきて赤ちゃんに感染しにくくなるんです。
食後、歯みがきの前。このタイミングで食べるといいですよ。

おうちでのケアと医院でのケア。両方うけてガッチリガード
まとめると、赤ちゃんのお口を守るために大切なのは、お家での心がけと、かかりつけの医院を上手に利用することです。
医院では、自分にあった歯みがきの仕方や、むし歯になりにくい食生活の工夫、お口のクリーニングを行ってくれます。
お家では丁寧な歯みがき、規則正しい食生活、フッ化物の利用、キシリトールをとりいれるなどしましょう。

最後に 早いうちにミュータンス菌の感染を防いでおけば、その後むし歯になる確率はグーンと低くなります。また、もしうつっても、がっかりしないでください。お手入れ次第で、むし歯の発生を抑えることができます。あまり神経質にならず、赤ちゃんとの関係を大切にしながら楽しく取り組んでいきましょうね。



どうでした分かりやすかったですか
お口のお手入れを欠かさないようにしましょう