その1の続きです
これからドンドンむし歯がすすんでいきますC2むし歯が象牙質まで進んでいる状態です。
C2ではむし歯がまだ歯髄にまでは達していませんが冷たいもや甘いものでしみるようになります。
むし歯の部分を削って詰め物をします。詰め物の種類としては、白い材料を詰めて光で固めるタイプ(コンポジットレジン)や型をとって金属で詰め物をするタイプ(インレー)などがあります。

C3歯髄まで虫歯が進んでいる状態です。


C3では神経が生きている状態を歯髄炎(しずいえん)といい、神経が死んでしまっている状態を根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)といいます。
歯髄炎は、いわゆる「むし歯で歯が痛~い」

根尖性歯周炎は歯髄炎から慢性的に移行していき、歯の痛みはなくなります。急性化すると何もしないでも強烈な痛みがあります
治療は、神経があった部屋の掃除をします。根の治療が終わるのに数回かかります。その後、金属や樹脂(レジン)で土台を作り、かぶせ(銀歯など)を作っていきます。

C4歯の頭が壊れて根っこだけになった状態です。根っこの先も病気になっています。

ここまで放置してしまうと抜歯になってしまうことが多いです。根っこの治療をして上にかぶせをを作ろうとしても、土台を根っこの中の壁だけ支えるため根っこが割れやすくなることがあります。

とにかく早目の治療をおすすめします。
ちょっとわかりにくかったですか?すみません・・・

その2なのに最終回